第5節 運動量比較
J1第5節の運動量、運動エネルギーの比較。隣り合う2チームが対戦カード。
算出方法はこちら
第5節 運動量差比較
緑が運動エネルギー差、赤が運動量差、青が勝ち点。
勝敗を分り易くするため、勝ち点はホームとアウェイの勝ち点差(勝ち+3、引き分け±0、負け-3)
運動量差と結果が相関するカードは、神戸ー浦和、C大阪ー横浜FM、磐田ー清水の3カード。
逆相関のカードは、甲府ー札幌、新潟ーG大阪、仙台ー川崎Fの3カード。
大宮ー鹿島を逆相関とするには値が小さい。
運動量と結果の逆相関への回答はシンプルだ。リードしたチームはよりセーフティに試合を進め、ビハインドのチームは時間経過とともに前へと出ていく傾向が強いためだ。
広島ー柏は、運動量は広島だが、エネルギー消費が大きく勝ったのは柏。運動量差とエネルギー差がねじれている珍しいパターン。
FC東京ー鳥栖は、運動量差よりエネルギー差の方が小さい。
一人当たり平均速度は1.5m/s前後、速度が[v>1]より、[mv<1/2mv^2]。
よって同チーム内では常に、運動量<運動量エネルギー。
よって広島ー柏のカードは、エネルギー効率の差が大きいチーム同士の試合であると言える。
次のグラフは運動量をエネルギーで割って比率に換算したエネルギー効率。値が大きいほど効率は良い。
広島ー柏のカードでは、効率の悪い柏が勝ちを収めている。
また一番効率が悪い磐田は勝ち、一番効率の良い神戸は負けている。
カード別の運動量差は大きくないことが次のグラフからもわかる。またエネルギーは速度を2乗しているので、差は大きくなりやすい。
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