第8節 運動量比較グラフ
チーム別グラフ
対戦カード別グラフ
第8節 運動量差比較グラフ
緑がエネルギー差、赤が運動量差、青が勝ち点。
勝ち点はホームとアウェイの勝ち点差で表示(勝ち+3、引き分け±0、負け-3)
運動量は走行距離に比例するが、相手よりも長い距離を走っていても上になるとは限らない。例えば、浦和ー札幌。チーム総走行距離は107.2kmと113.7kmで札幌の方が長いが、運動量では浦和が勝っている。何故かというと、運動量は「質量×速度」で求まるからだ。
今節は運動量差の大きい試合は5試合、比較的拮抗した試合は4試合。前者では運動量差が結果と逆相関になった試合はなかった。今節では、鳥栖ー神戸、鹿島ー磐田、G大阪ー大宮などが結果と相関している。大宮はここまで結果が出ず厳しい内容だ。鳥栖、磐田は上位相手に内容の伴う結果を残せた。
今年の昇格組は例年と違い健闘している。札幌は下のスタッツが示す通り差がなかったわけではないが、守備一辺倒ではなく効果的に攻め浦和を苦しめた。清水はロスタイムの同点弾で川崎から勝ち点を拾った。この中で言及したいのはC大阪。開幕から数節は結果が伴わなかったが、ここにきて安定した戦いぶりと何よりも「走れる」チームになっている点だ。今節は一番の運動量で、引き分けではあったがプレーオフでの昇格であるのにも関わらず昇格組で一番勝ち点を積み重ねている。ユン・ジョンファン監督の手腕が大きいのだろう。
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