浦和レッズ株式売却先は三菱重工
三菱自動車、浦和レッズ株売却 日産傘下入りで 出資2割未満に
浦和レッズ運営会社株を現在50.6%持つが、関連会社から外すため出資を20%未満に引き下げる。保有株は三菱重工業に売却する方向で調整に入った。
記事通りになれば、重工が筆頭株主となる。たぶん拒否権を持つ33.33%超の株式保有となるのだろう。
レッズはもともと三菱重工サッカー部が前身である。1990年に重工の子会社であった自工にチームを移管し、その後プロ化に伴い浦和レッズとなった。
来年のユニフォームにはMRJが飛んでいるかもしれない。
追記
自工の持ち分50%の簿価は8100万円、記事内に売却額は数億円程度と書かれているのを察するに、たぶん重工がプレミアムを乗せて払うのだろう。どっちにとってもはした金の金額だけれど、自工が全部処分したくない意志を感じる。たぶんレッズというパブリックイメージが魅力なのだろう。
株式の譲渡は当該者通しの売買であり、重工が簿価にプレミアムを乗せ払う場合、売却益(キャピタルゲイン)を受け取るのはもちろん自工である。レッズにとってはただ筆頭株主が変わるだけでしかない。増資するなら株式発行分浦和に入る。
コメント
コメントを投稿