フィンケSDと柱谷前GM

ケルンのフィンケSDと浦和の柱谷前GMは似ているのかも知れない。

ケルンと浦和は友達になれそうだ。
ケルンサポーターの信頼の厚かったシェーファー監督を
結果的に追い出す原因となったフィンケSDへの不信感と、
浦和ファン、サポーターが支持した監督を挿げ替えた
クラブフロントへの不信感は全く同じであろう。

信頼の無いSDが連れてきた日本人DFを
ファンはあまり支持する気にはなれないだろうし、
信頼の無いGMが連れてきた選手がすぐに結果を出せなければ、
ファンはユース出身者もしくは長年在籍している選手を支持するだろう。

要するに両方ともサッカークラブとしての大事な資質に欠けているのだ。
クラブは地元の応援を受け成り立っているのにも関わらず、
ファン、サポーターの声に耳を貸さないことが問題なのである。
フィンケは浦和ではファンを懐柔できたがケルンでは上手くいっていない。
監督とGMでは問われる資質が違うということなのだろう。

話がそれるが、浦和時代のフィンケも結構選手の好き嫌いがあって
合宿にお荷物であった高原を連れて行かない時があったのを覚えているだろうか?
移籍話が飛び交っていた時期(実際に韓国に移籍)なので、
フロントからの指示だったのかもしれないが…。

浦和も尻に火がついたようだ。
トータルフットボール狂想曲は一時中断し、
残留を祈るのみである。