位置を特定、その指針

「出来うる限り情報を削ぎ落とし、何かしらの印象を与えるもの」に少なからず影響されてきたのは、それが真理に近づく可能性を秘めているからかも知れない。

多くの見識、幅広い知識、豊富な語彙能力があれば、感覚を共有できるもの、共感を得られるものを表現できるはず、何故なら情報と伝達は密接に関わり合うのだから。
しかし能力を駆使し説明し続ける程、多くの齟齬が生まれ、反発を招き、反感を買う。

芸術には無駄が無い。若しくは、あったとしてもそれは思考の範疇には収まらないので、無駄と認識すらできない。

説明しない、もしくは脈絡無い大きなアウトラインを描きながら、位置を特定できればと願う。

短く美しい詩の様に。

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