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鈴木啓太、退団セレモニーで現役引退を発表「浦和の男で終わります」ゲキサカ
【浦和】鈴木啓太が引退を発表。リーグ最終戦後、サポーターの前で「『浦和の男』で終わる」フットボールチャンネル
浦和一筋16年、鈴木啓太が現役引退を表明「浦和の男で始まり、浦和の男で終わる」【鈴木啓太スピーチ全文】
「たくさんの方に支えられた16年間、浦和レッズの選手としてプレーできたことを、本当に誇りに思っています。ありがとうございました。
16年前、このクラブと契約した日のことを、忘れることはできません。あの日から、浦和レッズの一員としての人生が始まり、たくさんの素晴らしい選手たち、たくさんの素晴らしい人と、一緒にサッカーをすることに恵まれました。僕は上手な選手ではありません。自分自身のプレーに苛立つこともたくさんありましたが、それでも、チームのため、仲間のため、浦和レッズの勝利のために走り続けてきたことは、僕のプライドでした。
『We are REDS!』と叫び、一緒に戦ってくれたサポーターの声が、苦しいときも、辛いときも、いつも僕の背中を押し、前に進むための力になっていました。本当に、感謝しています。
この、真っ赤に染まるスタジアムを、離れるときが来てしまったことは、とても寂しいです。でも、この場所で、リーグチャンピオンを取り、シャーレを掲げ、アジアの頂点を掴み、人生で最も情熱に溢れた時間を、みんなと過ごすことができて、最高に幸せでした。
ここで、みなさんに報告があります。私、鈴木啓太は、今シーズンをもって、引退することを決断しました。どうしても、自分の言葉で、ファン・サポーター、仲間、クラブスタッフ、浦和レッズに関わってくださっているみなさま、僕の愛する人たちに、直接伝えたくて、この場所で発表することにしました。
サッカー少年が、プロサッカー選手として成功することを夢見て、静岡から出てきましたが、いつからか、『お前は浦和の男だ、俺たちの鈴木啓太だ』と、認めてもらえたことが、本当に嬉しかったです。誇らしかったです。
僕の心には、浦和以上に、愛せるチームがありません。だから僕は、プロサッカー選手として、浦和の男で始まり、浦和の男で終わります。
16年間、本当に大きな声援、大きな愛情を、ありがとうございました。
まだシーズンは続きます。もう一度、チームとして、全力で戦いますので、みなさんの熱いサポートを、よろしくお願いします。今日はありがとうございました」
尚、最終節に浦和は神戸に勝利し勝ち点72としたが、広島も勝利したため年間最多勝ち点は広島となった。それを受けCS出場クラブも決定した。
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