J論
・J1【浦和vs松本】ミハイロ・ペトロヴィッチ監督会見『もし仮に私が松本の監督であれば、7、8点を取られているかもしれない』
○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
Q:関根選手を先発で起用した理由は?
「相手が自陣に引いてブロックを作って守備をしてくるとスペースは皆無。そうなるとダイレクトパスで崩すのは難しい。バイエルンの試合を見ると守備的戦術を敷いてくるチームにはリベリとロッベンがドリブルで守備を崩している。スペースを突いてサイドからはがしていくこと。それが得点するには必要。リベリ、ロッベンが1対1になれば、前に選手がいないのに等しいぐらい突出した選手だと思う。関根という若手の興味深いタレントがいる。出場した高木俊幸も、前を向いてドリブルでしかけられる選手。武藤もそういう選手だし、興梠慎三がいれば彼のドリブルでしかける選手。興梠がいればもっと得点のにおいがするゲームになっただろうし、スペースがない中での試合には、ドリブルでいかにはがすか、ドリブルではがせる選手が必要になる。」
・J1【浦和vs松本】浦和レッズ 試合後の選手コメント『守備よりも攻撃を求められると思っていた。それを90分通してできたことは良かった』(関根 貴大)+柏木・槙野・森脇・阿部
○関根 貴大
Q:すごく調子が良いように見えましたが?
「練習試合でも調子が良かったし、その中でやれると思っていた。90分もつかなという不安はあったけど、それも戦い切れて良かった。だいぶ警戒されていたけど、個でしかけられたことは良かった。ただフィニッシュの精度は低かった。早めに点が入れば違ったゲーム展開になったと思う」
・J1【浦和vs松本】反町 康治監督『ちょっとしたスピードや判断の遅さから徐々に差を付けられ、最後はこういう結果になったのかなと思う』
○反町 康治監督
Q:失点場面含めて右サイドを深い位置までえぐられていました。
「関根は良い選手ですね。欲しいと思いましたよ(笑)。なぜ起用したか察するにしっかりとセットした場合、オフじゃなくてオンの外す力があるからではないか。残念ながらそういう選手は、J1の上位か海外に行ってしまい、我々のチームにはやってこない。いいなあと思いながらも、現実的に抑える練習をこれからしないといけないと、差を見せ付けられてしまう。いろいろな意味でそういうところがボディーブローのように効いてきて、最後はKOを食らってしまった」
・J1【浦和vs松本】松本山雅FC 試合後の選手コメント『体を張るということを90分通してやらないといけない』(田中隼磨)+前田・飯田
・松本山雅が敵地の浦和戦で経験した“理想のアウェイ感”
○前田直輝
Q:エリア内に侵入する場面も作ったが?
「脅威になれたかといったらそうでもないし、それだったら関根のほうが脅威になっていた。彼には同じ年代として負けられないし、この結果は悔しいと思っている。年齢も一つ下で、五輪に入ってくるだろうし、地元も近いので何回かコンタクトを取っていた。やっぱり負けたくなかった」
サッカーキング
・松本山雅が敵地の浦和戦で経験した“理想のアウェイ感”
「アルウィンも素晴らしいですが、埼スタも一人ひとりが声を出して、それが響いてくるような感じが“浦和のホーム”なんだなって感じました」(GK村山智彦)
「埼スタはアウェイ感がすごくあった。そういうスタジアムで試合ができたことはうれしい」(MF岩上祐三)
「今日もたくさんのサポーターが来てくれた。こういう素晴らしいスタジアムで試合ができたことは幸せなことだけど、でも勝ち点3を取れなかったことが悔しい。この敗戦を次に生かさないといけない」(DF田中隼磨)
サッカーダイジェスト
・【浦和】決して“事故”ではない森脇良太の「奇跡の一撃」
森脇は「久々の感覚だった。『入るかな?』と思ったら、運よく決まった。ネンイチ(年に一回)っすよ。ネンイチの奇跡」と言って謙遜した。(中略)森脇にとっての「好きなゾーン」でもあり、彼がそこでボールを持てばスタジアムを埋めた観衆も“なにか”が起きそうだと感じ取る。実際、それまで粘り強い守備を続けていた松本がその時だけ、《森脇ゾーン》への警戒を緩めたのは確かだ。森脇が自信を持ってシュートを放てる余裕を与えてしまったのだ。
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