イングランド風なのはスタジアムのみならず
試合自体も行ったり来たりで目紛しい
妙に熱気を帯びたテンションマッチでもあった。
ダービーらしさが出てきた(笑
アッパー閉め切りの埼スタより全然いいですよ、大宮さん。
前半、大宮のロングボールの組み立てに苦しむ。
確実に競るラファエルの周りに素早く集まる大宮の選手が
セカンドボールを拾いにくる狙い。
移籍の常套手段としてゴールを決められた選手を穫るというのがあるので
「1トップにピッタシ是非ラファエルを」と思うほど競っていた。
大宮が中盤を省略し、ボール奪取の位置が深くなったため
浦和の攻撃はビルドアップからが多かった。
リーグ初出場の順大はボールコントロールの技術も高く判断も早い為、
ストレスなくポゼッションとビルドアップに関与していた。
互いに何度か決定機を作る。
大宮はラファエルの個人技、浦和はアーリークロスで。
浦和の右サイドはアーリークロスの意識が高く、
啓太の二度のクロスが決定機を生む。
一度目のクロスはキーパーも反応出来ないほど
精度とタイミングがドンピシャであるにも関わらず
エジのヘッドはあらぬ方向へ。
大宮右サイドのクロスからラファエルのダイビングヘッドで先制。
※暢久は相手のゲームシャツを握っていなければならなかった。
ポジションサッカーを指向するペトロの戦術で戦ってきた中では
一番スムーズにビルドアップしていた。
FWが前線に張り付き蓋になって停滞してしまう時間帯もあったが
効率的なポジションサッカーをした中では良かった方だ。
ペトロのコメントはこうだ。「前半試合を支配しながら、チャンスを多く作り出し、
相手にはほとんどチャンスを与えず、その中で子供じみた失点をしてしまった。」
個人的に気になったのは、前半元気が引いてきた際、
元気がいた左サイドにポッカリと空いたスペースを突かない事である。
柏木がダイアゴナルにスペースに走り、
元気のバックパスを宇賀神が縦にロブパスを通すのが効率的ではあるのだが、
柏木は指示でポジションブレイクを禁止されている様に見える。
後半、高崎OUT達也IN。
開始早々コーナーキックから大宮の深谷のヘッドで追加点で、2-0。
※暢久は相手のゲームシャツを握っていなければならなかった。
達也が前線に張り付かず動き回るためスペースが出来はじめ、
何の事は無いクロスからPK獲得。
家本主審の粋な計らいにより、2−1。
暢久OUTスピラIN
啓太OUTマゾーラIN
マゾーラはいつも何を仕出かすか分からない選手で
システムに捕われない柔軟な姿勢(笑)と高速ドリブルが必要とされる場合、
常にチームはエマージェンシーモード発動による混沌とした状態の中に
猛獣は解き放たれる、誰も文句は言わない、言うのは猛獣の方である。
トリガーが引かれるとフレキシブルなポジションチェンジが始まり
マゾーラ、マルシオ、達也もしくはエジミウソンの3人のコンビネーションで
何度もペナルティボックスへ侵入してみせた。
左サイドを宇賀神とのワンツーで抜けた元気は追いすがるDFをチギり、
PAに侵入、DF2人をかわし倒れ込みながら左足シュートがサイドネットに突き刺さる。
予想を超える素晴らしいプレーにはスタジアム中が息をのむ一瞬の静寂が与えられる。
その後大宮がゴールネットを揺らすがオフサイド。
互いに譲らず2−2で引き分け。
ペトロの博打のような采配は劣勢時だけでなく、
先制しても追いつかれるため、もはや恒例である。
試合の先を読んで先手を打とうとはしない。
1失点ごとにFWが増える、そんな感じだ。
そして前半と後半の試合内容がまるで違う。
どっちがいい、どっちが好き様々あるだろうが
この一貫性の無さに戸惑うのは観ているファン、サポーターだけでは無いはずだ。
しかし保守的なフロントが自分たちの無能を晒すような決断を早々するとは思えない。
出来る限り引っ張り、出来る限り責任を転嫁出来るまでは。
少なくともサッカーだけは、保守ではなくリベラルであってほしい。
試合自体も行ったり来たりで目紛しい
妙に熱気を帯びたテンションマッチでもあった。
ダービーらしさが出てきた(笑
アッパー閉め切りの埼スタより全然いいですよ、大宮さん。
前半、大宮のロングボールの組み立てに苦しむ。
確実に競るラファエルの周りに素早く集まる大宮の選手が
セカンドボールを拾いにくる狙い。
移籍の常套手段としてゴールを決められた選手を穫るというのがあるので
「1トップにピッタシ是非ラファエルを」と思うほど競っていた。
大宮が中盤を省略し、ボール奪取の位置が深くなったため
浦和の攻撃はビルドアップからが多かった。
リーグ初出場の順大はボールコントロールの技術も高く判断も早い為、
ストレスなくポゼッションとビルドアップに関与していた。
互いに何度か決定機を作る。
大宮はラファエルの個人技、浦和はアーリークロスで。
浦和の右サイドはアーリークロスの意識が高く、
啓太の二度のクロスが決定機を生む。
一度目のクロスはキーパーも反応出来ないほど
精度とタイミングがドンピシャであるにも関わらず
エジのヘッドはあらぬ方向へ。
大宮右サイドのクロスからラファエルのダイビングヘッドで先制。
※暢久は相手のゲームシャツを握っていなければならなかった。
ポジションサッカーを指向するペトロの戦術で戦ってきた中では
一番スムーズにビルドアップしていた。
FWが前線に張り付き蓋になって停滞してしまう時間帯もあったが
効率的なポジションサッカーをした中では良かった方だ。
ペトロのコメントはこうだ。「前半試合を支配しながら、チャンスを多く作り出し、
相手にはほとんどチャンスを与えず、その中で子供じみた失点をしてしまった。」
個人的に気になったのは、前半元気が引いてきた際、
元気がいた左サイドにポッカリと空いたスペースを突かない事である。
柏木がダイアゴナルにスペースに走り、
元気のバックパスを宇賀神が縦にロブパスを通すのが効率的ではあるのだが、
柏木は指示でポジションブレイクを禁止されている様に見える。
後半、高崎OUT達也IN。
開始早々コーナーキックから大宮の深谷のヘッドで追加点で、2-0。
※暢久は相手のゲームシャツを握っていなければならなかった。
達也が前線に張り付かず動き回るためスペースが出来はじめ、
何の事は無いクロスからPK獲得。
家本主審の粋な計らいにより、2−1。
暢久OUTスピラIN
啓太OUTマゾーラIN
マゾーラはいつも何を仕出かすか分からない選手で
システムに捕われない柔軟な姿勢(笑)と高速ドリブルが必要とされる場合、
常にチームはエマージェンシーモード発動による混沌とした状態の中に
猛獣は解き放たれる、誰も文句は言わない、言うのは猛獣の方である。
トリガーが引かれるとフレキシブルなポジションチェンジが始まり
マゾーラ、マルシオ、達也もしくはエジミウソンの3人のコンビネーションで
何度もペナルティボックスへ侵入してみせた。
左サイドを宇賀神とのワンツーで抜けた元気は追いすがるDFをチギり、
PAに侵入、DF2人をかわし倒れ込みながら左足シュートがサイドネットに突き刺さる。
予想を超える素晴らしいプレーにはスタジアム中が息をのむ一瞬の静寂が与えられる。
その後大宮がゴールネットを揺らすがオフサイド。
互いに譲らず2−2で引き分け。
ペトロの博打のような采配は劣勢時だけでなく、
先制しても追いつかれるため、もはや恒例である。
試合の先を読んで先手を打とうとはしない。
1失点ごとにFWが増える、そんな感じだ。
そして前半と後半の試合内容がまるで違う。
どっちがいい、どっちが好き様々あるだろうが
この一貫性の無さに戸惑うのは観ているファン、サポーターだけでは無いはずだ。
しかし保守的なフロントが自分たちの無能を晒すような決断を早々するとは思えない。
出来る限り引っ張り、出来る限り責任を転嫁出来るまでは。
少なくともサッカーだけは、保守ではなくリベラルであってほしい。
コメント
コメントを投稿