ボールを保持し、
ラインを押し上げ、
中盤を制圧する。
ボールオリエンテッドにプレーし、
ポゼッションする土台は造られたと感じたガンバ戦。
何年にも渡り、ポゼッションサッカーを標榜し続けているガンバ相手に
支配率は勝っていた。
もちろん前後半とも相手に主導権を握られた時間帯はあったけれど、
時間的には合わせて20分程度だったのでは。
それ以外の時間帯ではガンバも清水や名古屋と同様、
ラインを下げてゴール前を固め、カウンターを狙っていた。
結果的に負けはしたし、
ゴールメイキングのチャンスの質はガンバの方が高かった。
しかしそれは彼らの本意の戦い方ではなかったと思うし、
中盤を制圧する浦和にできたスペースを活用し、
カウンターから築いたものだった。
ポゼッションとリアクションの優劣を語りたい訳ではない。
そもそも強いのは勝った方である。
しかし速攻に身を委ねず愚直にボールを繋ぎ、
遅攻を繰り返す、我らがレッズ。
いい。
それで、いい。
はっきり言って完封で負け続け、
相手ゴール前の密集で何もできず
跳ね返され続けるサッカーは、
正直つまらない。
点を簡単に取りたければ、
ロングボールを蹴り込めばいい。
リアクションすればいい。
広大なスペースで一対一に持ち込めれば、確率は上がる。
点を取れる個人技を備えた選手を抱えているのだから。
しかしそれは過去の自分たちであり、
それだけで世界と対等に渡り合う為には
法外なお金とずば抜けたタレントが必要であることを
浦和を愛する者は体感したはずだ。
そして自問する。
浦和の誇りとは何か? と。
哲学やアイデンティティーなるものは
一朝一夕には築かれない。
ましてや、やっと創られ始めた
クラブの血や肉が形になる前に、捨て去る訳にはいかない。
惨めであろうが、愚かであろうが、
続けることでしか歴史は創られないのなら、
それ以外、道はない。
そしていつか、跳ね返され続けることで、
その壁を壊す術を見つけられるかも知れない。
その時、彼らが誇りとなり、
クラブが誇りとなり、
哲学が誇りとなり得るかも知れない。
ラインを押し上げ、
中盤を制圧する。
ボールオリエンテッドにプレーし、
ポゼッションする土台は造られたと感じたガンバ戦。
何年にも渡り、ポゼッションサッカーを標榜し続けているガンバ相手に
支配率は勝っていた。
もちろん前後半とも相手に主導権を握られた時間帯はあったけれど、
時間的には合わせて20分程度だったのでは。
それ以外の時間帯ではガンバも清水や名古屋と同様、
ラインを下げてゴール前を固め、カウンターを狙っていた。
結果的に負けはしたし、
ゴールメイキングのチャンスの質はガンバの方が高かった。
しかしそれは彼らの本意の戦い方ではなかったと思うし、
中盤を制圧する浦和にできたスペースを活用し、
カウンターから築いたものだった。
ポゼッションとリアクションの優劣を語りたい訳ではない。
そもそも強いのは勝った方である。
しかし速攻に身を委ねず愚直にボールを繋ぎ、
遅攻を繰り返す、我らがレッズ。
いい。
それで、いい。
はっきり言って完封で負け続け、
相手ゴール前の密集で何もできず
跳ね返され続けるサッカーは、
正直つまらない。
点を簡単に取りたければ、
ロングボールを蹴り込めばいい。
リアクションすればいい。
広大なスペースで一対一に持ち込めれば、確率は上がる。
点を取れる個人技を備えた選手を抱えているのだから。
しかしそれは過去の自分たちであり、
それだけで世界と対等に渡り合う為には
法外なお金とずば抜けたタレントが必要であることを
浦和を愛する者は体感したはずだ。
そして自問する。
浦和の誇りとは何か? と。
哲学やアイデンティティーなるものは
一朝一夕には築かれない。
ましてや、やっと創られ始めた
クラブの血や肉が形になる前に、捨て去る訳にはいかない。
惨めであろうが、愚かであろうが、
続けることでしか歴史は創られないのなら、
それ以外、道はない。
そしていつか、跳ね返され続けることで、
その壁を壊す術を見つけられるかも知れない。
その時、彼らが誇りとなり、
クラブが誇りとなり、
哲学が誇りとなり得るかも知れない。
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